T-SQL: コメント
T-SQL のコメント
プログラミング言語にはそれぞれコメント文を記入する際の記号がありますよね。
T-SQL もコメント行を書くときの記号が決まっています。
1 行のコメント
1 行のコメントを書きたい場合や、行の途中でコメントを入れたい場合は 「--」 (ハイフン2つ) を使います。
「--」 の後ろから改行文字までがコメントになります。
例えばこんな感じです。 SQL Server Management Studio のクエリエディタでは、コメントは緑色の文字になります。
ブロックコメント
複数行にわたって、ブロックコメントを入れたい時は、「/*」 と 「*/」 を使います。
「/*」 と 「*/」 で囲まれた部分は全てコメントと判断され、コメントの長さに制限はありません。
例えばこんな感じです。
エラーが返す行番号はコメント行もカウント
先程のストアードプロシージャは SET @a = 1/0; でエラーが出ます。
試しに実行してみると、14 行目でエラーになっていますね。
コメントアウトのショートカット
コメントアウトするためのショートカットキーはコメントしたい箇所を選択した後に Ctrl + K を押してから、Ctrl + C を押すと選択した箇所の前に 「--」 が挿入され、コメントアウトされます。
逆にアンコメントしたい時には、 Ctrl + K を押してから、Ctrl + U を押すと選択した箇所の 「--」 が削除されます。
SQL Server Management Studio でこれらのショートカットキーと同様の動きをする、コメントアウト、アンコメントのショートカットボタンはこちらです。