Microsoft SQL Server とは?
Microsoft SQL Server とは?
Microsoft SQL Server は、マイクロソフトが開発している、リレーショナルデータベース管理システム (RDMS: Relational Database Management System) です。
簡単に言うとマイクロソフトのデータベースで、エンタープライズ系ソリューションとしてオラクルと共に人気があります。
SQL Server の設定、管理、開発等を行うには、Microsoft SQL Server Management Studio という統合管理ツールを使います。
そして、クエリーを書くには、 T-SQL (Transact-SQL) という SQL 言語を使います。
Microsoft SQL Server のバージョン
この記事を書いている時点での最新バージョンは 、Microsoft SQL Server 2016 です。
もうすぐ Microsoft SQL Server 2017 が出るのでは? と噂されているようです。
バージョンが上がっても、基本的なところはそんなに変わらないので、SQL Server と T-SQL の学習をするにあたっては、そこまで最新バージョンにこだわる必要はないと思います。
今からインストールされる方は、最新バージョンをインストールしてください。
Microsoft SQL Server 2016 のエディション
Microsoft SQL Server 2016 には、メインで以下の 4 つのエディションがあります。
- Enterprise - すべての機能がついてきますが、ライセンスが高いです。
- Standard - Enterprise と比べると、少しずつ機能に制限がありますが、ライセンス費用が Enterprise より安いです。
- Developer - 機能的には Enterprise と同じですが開発用で運用環境には使えません。 無償で利用できます。
- Express - ディスクサイズが最大 10 GB で、機能に制限がありますが、学習用や小規模な運用環境として使用可能です。 無償で利用できます。
詳しく違いが知りたい方はこちらでご確認ください。
[参考] SQL Server 2016 の各エディションとサポートされる機能